バングラデシュのEZ(経済特区Economic zones)について

EZ(経済特区:Economic zones)とは輸出と国内市場をターゲットとする企業に向けた経済特区で、法人税や輸入税などが免税されるなどのインセンティブを受けることができます。
管轄省庁はBEZA(バングラデシュ経済特区庁: Bangladesh Economic Zones Authority)で、産業の多様化と雇用、生産、輸出の拡大を通じて急速な経済発展を促進することを目的としています。

 

免税の対象は、原材料に関する輸入関税や現物出資に関する関税、車両輸入に関する関税、法人税などです。法人税の減税率は下記表の通りです。

年数 減税率
進出から3年間 100%
4年目 80%
5年目 70%
6年目 60%
7年目 50%
8年目 40%
9年目 30%
10年目 20%

 

新たにナラヤンガンジ県アライハザールにてEZの開発が進められています。稼働予定は2022年度です。
(2020年2月時点)

このEZは日系企業専用であり、日系企業専用の経済特区が開発されるのはバングラデシュにおいて初の試みとなっています。


Wiki-Investment 

~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~ 

海外進出の対応国数30か国 ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!

各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp


尾崎 一真
株式会社東京コンサルティングファーム

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

関連記事

バングラデシュにおける製薬業界の動向

ダッカ国際空港の様子(バングラデシュ)

ページ上部へ戻る