関税について

こんにちは。バングラデシュ駐在員の佐伯です。

今回は関税についてです。

バングラデシュはアジア屈指の低賃金が魅力で、生産拠点として注目が集まっていますが、人口1億6,000万人という、巨大な市場としても魅力のある土地です。
しかし、内需を守るため、外資の参入を高関税により防いでおり、外資を歓迎しているわけではありません。

バングラデシュ歳入庁が毎年関税を発表しています。
http://www.nbr-bd.org/
見方は以下の通りです。

関税

CD(Custom Duty)=関税
SD(Supplementary Duty rate)=補足税
VAT(Value Added Tax)=付加価値税(日本的には消費税)
AIT(Advance Income Tax)=前払所得税
RD(Regulatory Duty)=調整税
ATV(Advance Trade VAT)=前払貿易付加価値税
EXD(Extra Duty)=その他、特別な税

ものによっては(特に自動車)SDが500%などあるため、外資の参入は厳しい面もあります。それでも街中を走っている自動車はほとんど日本製のため、『高くても売れるものは売れる』といった印象も受けます。

EPZ(輸入加工区)では上記の関税優遇制度があります。これについての詳細は次回以降のブログで紹介していく予定です。

以上

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