【ベトナム】住居用または駐在員用の賃貸物件について2

皆さん、こんにちは。

ベトナム・ハノイ駐在員の神田です。

 

質問)

ベトナム、ハノイの賃貸物件と日本人が多く滞在している立地を教えて下さい。

 

回答)

現地での賃貸物件について複数回にわたり回答していきます。第二回は、ベトナムのサービスアパートメント(外国人向け物件)と日本人が多く滞在している「3つの立地」についてです。

 

まず初めに、ベトナムの物件の種類は大きく分けて5種類あります。一つ目は、賃料が300USD~4,500USDと幅広いタイプのサービスアパートメント、二つ目は、賃料が800USD~2,000USDのローカルアパートメント(特に中心部以外で住居を探される場合におすすめ)、三つ目は、賃料が800USD~2,500USDコンドミニアム(運営会社が大企業なので、ショッピング、ジム、プールなどが完備されているケースが多い物件)、四つ目は、賃料が1,000USD~3,000USDの一戸建て(部屋数・家賃相場も幅広く、家族でベトナムに滞在する人におすすめの物件)、そして最後は、賃料が250USD~の貸し部屋です。(賃料は安く、depositも賃料の1か月分で済ませることができる物件)

 

今回は、ハノイの駐在員の方々に利用されることの多い物件「サービスアパートメント」を使用するメリットについて紹介していきます。今回のテーマでもあるサービスアパートメントにおける最大のメリットは「選びやすい、幅広い賃料設定」だと思います。具体的な賃料につきましては上記に記載した通りですが、安くてもサービス内容はしっかりしている物件が多く、安い場所だと大体月額300$(約3万円)から物件を探すことができ、賃料には「部屋の清掃サービス・洗濯」といったサービスが含まれているのが一般的です。又、仮に会社負担の住宅手当などがあり500~600$(5~6万円)ほどの物件を借りることを検討している場合、基本的にこの範囲の賃料には家具家電が常備されている物件がほとんどで、他にも無線LAN(無料Wi-Fi)や24時間セキュリティー、場合によっては水道代まで賃料に含まれているケースがあります。賃料のMAX価格が4,500USD辺りまであるので間取りに関しては1DK~3LDKと物件の賃料によって大きく異なりますが、日本の同賃料の物件と比較すると、日本の物件以上に幅広いスペースで過ごすことができます。又、日本の東京23区の平均賃料で最も安い葛飾区の6万1千円と比べてもベトナムの賃料は安く、出費を抑えながら生活をすることができるのも大きなメリットの一つとなります。但し、一点注意点を挙げると、物件によってどの程度の範囲までサービスが賃料に含まれているかが異なるので、この一点については入念に確認していく必要があります。その理由としては、サービスの範囲によって毎月支払う賃料の金額が大きく変動していくからです。例えば、同じ価格の賃料でも物件によっては駐車場代・水道光熱費・インターネット代、管理費などが別途発生するケースもございます。従って、出費を抑えたい方は、物件を検討する際に「滞在予定の立地」とともに不動産の「サービス内容がどの範囲まで含まれているのか」を日本の時以上に確認をしていく必要があります 。

 

又、日本人が多く滞在している「ハノイの立地」に関してですが、大きく分けて3つあります。一つ目は、日本人(特に単身者)が多く住んでいる地域であり、日本食レストランが多く、日本大使館が近く、賃料の比較的に安いサービスアパートメントの多い「Kim Ma通り周辺」、二つ目は、単身者とお相手の2人での赴任者、若しくは初めは便利なところで生活をしたいという希望を持った方が多く住んでいる地域であり、日本食・スーパー・日本人ラウンジ・百貨店などの多く必要なものをすぐ揃えることのできるサービスアパートメントの多い「旧市街地内」、そして最後は、小さなお子様連れの方、若しくは西欧の雰囲気のある環境でゆっくり過ごしたい日本人の方が多く住んでいる地域であり、インターナショナルプレスクールが数多く存在し、かつリゾート風の街並みで高級感のあるサービスアパートメントの多い「タイ湖東岸」があります。

上記3つのエリアが日本人の方々に特に人気のエリア(住む目的別)となっております。又、上記の内容は不動産の「サービス内容がどの範囲まで含まれているのか」の確認と並行して確認しておきたいポイントとなりますので、ハノイ滞在予定の方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

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