テト(旧正月)

こんにちは、ベトナムのハノイ駐在員の浅野です。

今回のブログでは、テト(旧正月)をご紹介します。

ベトナムでは、通常、カレンダーは、日本と同様に太陽暦が使用されています。しかし、お祭りや伝統行事は、太陰暦(日本でいう旧暦)に従って行われます。

テト(旧正月)とは、太陰暦に基づいた場合のお正月になります。年によりかなり変動しますが、今年は123日が旧暦の元旦となります。昨年は、23日が旧暦の元旦でした。

また、今年は、121日が土曜日のため、121日から129日までがお休みとなります。この期間中は、政府機関、銀行、企業が休みとなります。また、街中のほとんどのお店も休みとなるので、いつもは、賑わっているハノイ市内も閑散とした雰囲気となります。

ただし、ベトナムの最大手の銀行ベトコムバンクなどは、26日と27日に午前中のみ営業をするなど、部分的に営業はするようです。

また、多くの日系企業は、テトに準じてお休みしますが、この期間に繁忙期を迎える日系企業は、工場を稼働するところもあるようです。日系企業が多数入居するタンロン工業団地1では、6社テト期間中も稼働させるようです。

この期間、地方出身のほとんどの労働者は、出身地方に帰省します。また、ハノイ市内の労働者も家族と過ごすことを大切に考えるため、労働者の確保が困難となります。よって、この期間は通常の給与の300%に設定をしているそうです。

日本と比較して休日が少ないベトナムですが、この時期に大型の連休があるということは、これから進出する企業にとっても留意すべき点といえます。

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