固定資産の減価償却について

会計

皆さん、こんにちは。

ベトナム、ホーチミンの川村 拓己です。

 

Q:ベトナムの会計処理上、固定資産減価償却となる条件は何でしょうか。

 

A: ベトナムでの固定資産減価償却の定義と条件は以下の通りとなります。
 

a)将来的にその資産の使用から経済的利益を得ることが確かである。

b)利用期間が1年以上ある。

c)資産としての性質があり、資産の実際の価値が、30,000,000VND(3千万VND)以上である。
 

資産を購入した際に、長期前払費用として扱うか、固定資産の減価償却として扱うのかは購入したアイテムの性質によって決まります。
もし、アイテムの性質が資産としてみなされ、3千万VND以上の価値がある場合には固定資産減価償却の対象となります。

しかし、造作物一式などの複数の家具や器具が含まれている項目については、

性質を断定できないため、長期前払費用として分類されます。

 

 

より詳しい内容に関しましては、弊社のWiki Investmentや「ベトナムの投資・M&A・会社法・会計税務・労務(久野康成)」を参照していただければと思います。

下記、Wiki InvestmentのURLになります。

http://www.wiki-investment.com/

 

株式会社東京コンサルティングファーム

ベトナム ホーチミン拠点

川村 拓己

Mail: kawamura.hiroki@tokyoconsultinggroup.com

 

 

 

 

 

 

 

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