皆さんこんにちは。東京コンサルティング・ベトナムの山口です。
今回のブログは、長期借入金の利息について、よくあるご質問に答えていきたいと思います。
Q.営業活動資金に充当する目的で、親会社から長期の借入をしようと考えていますが、長期借入金の利息はどのように決めればよいでしょうか。できれば無利息で契約したいと考えています。
A.無利息での借入契約はできず、低金利でもいいので利息を付ける必要があります。
当該借入金の利子についても、外国契約者税が課税されることから、できれば無利息にて契約をしたいとお考えの企業様もいらっしゃるかと思います。しかし、ベトナムの中央銀行によれば、無利息での借入契約は認めておらず、少なくとも数％の利息が必要となります。そのため、多くの企業様では１～２％程度の利息としているケースが多いように思います。これまで聞いた中で利息が一番低かったのは0.1％ですが、担当者によっても異なるということがあり、仮に修正する必要がある場合、改めて申請を行う必要があります。申請後、許可が下りるまでには最低でも半月～1ヶ月程度かかりますので、再申請した場合には2ヶ月近くかかることが考えられます。そのため、最低でも１％程度の利息にて申請することが良いと考えます。
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