ベトナムにおける署名捺印及び割り印の方法について

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループベトナム拠点の清水信太です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「ベトナムにおける署名捺印及び割り印の方法」についてお話していこうと思います。

 

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目次

【ベトナムにおける署名捺印及び割り印の方法について】

今回はベトナムにおける署名捺印及び割印の方法に関して解説していきます。

 

ベトナムでは署名や捺印の方法が日本と異なります。

詳細を以下にまとめたので、ご確認ください。

 

〇署名・捺印方法に関して

署名・捺印方法は下記画像をご参照ください。

 

 

ベトナムでは契約書や申請書への署名は商習慣上、青ペンを使用することがほとんどです。

黒ペンだと当局への提出が認められないという事例もありました。これは原本の提出が求められる際に

黒ペンだとスキャンファイルとの区別がつかないという理由からのようです。

従って、青ペンで署名をするのが安全かと思います。

また、ものによってはパスポートと同じ形での署名を求められることもございますので、

事前にご確認を頂くことを推奨いたします。

 

また捺印は署名の左側に、署名の 3 分の 1 以上にかぶせるようにする必要があります。

 

〈ポイントまとめ〉

・署名は青ペンで

・捺印は署名の左側 3 分の1以上にかぶさるように

 

 

〇割印方法に関して

割印に関しては下記画像をご参照ください。

 

書類が複数の場合割印は全ページに跨り会社印を押印する必要があります。

書類の右側に割印することが一般的となります。

枚数が多く一度に押印するのが難しい場合は、2度に分けることも可能です。

その場合は結合ページは1つ目のスタンプの最後の部分と2つ目のスタンプの最初の部分が

来るように押すことで、書類のつながりを証明することができます。

 

〈ポイントまとめ〉

・割印は書類の右側面へ

・全てのページに跨るように押す

 

署名捺印の方法に問題があることで当局への申請等が認められないというケースも少なからず発生しております。

特に、日本からの原本が必要な場合は、やり直しとなると時間を要し、スケジュールに影響を与える可能性も

高いかと思います。

こちらの解説をご参考に、正しい形で署名捺印及び割印をしていただければ幸いです。

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清水 信太


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