皆さん、こんにちは。
ベトナム、ホーチミンの川村 拓己です。
Q: 仕事上でベトナム人と英語でコミュニケーションはとれますか?
A:ベトナム人と英語でコミュニケーションはとれます。ただし、日本人のカタカナ英語と同様にベトナム人ならではの訛りがあります。あくまで一般論ですが、ベトナム人の英語の発音の特徴には以下の3つがあります。
1. 最後の文字を発音しない
ベトナム語の文字でもアルファベットを使用していますが、ベトナム語では語尾を発音しないため、英語の発音もベトナム語の発音と同じ方法で発音してしまうことがあります。例えば、like「ライク」を「ライ」、Nice「ナイス」を「ナイ」のように発音します。
また、最後の文字を発音しないため、like/lightとrice/rightなどの音が全て「ライ」に聞こえる場合があります。日本人は特にLとRの音の区別が苦手なのでなかなかどの単語を使用しているのか判別ができません。
2. 伸ばす発音が苦手
例えば、Party「パーティー」を「パティ」と発音したり、LeaveやDarkは語尾が消え「リッ」と「ダッ」という発音をしたりします。
ベトナム人で日本語をはせる方もたくさんいらっしゃいますが、「おばあさん」と「おばさん」の発音を使い分けることも難しいようです。
3. 長い発音が苦手
ベトナム語で最も長い単語でも母音は2つであるため、長い発音や長い文字の理解が苦手なようです。例えば、Enthusiasticやtelecommunicationのような長い英語の発音は苦手です。
日本人の名前もローマ字で表記すると長くなることがあるため、ベトナム人にとっては覚え難いようです。(例)Yamamoto Kenichirou
上記のベトナム人と日本人の英語の訛りを考慮して、ベトナム人と英語でコミュニケーションを円滑にとるためには、①簡単な単語・文法を使う、②ゆっくり話す、③大きな声で話すことが重要になります。
進出の際にはこうした国ごとの文化や人間性の理解もしておく必要があります。
当たり前ですが日本人と同じマネジメント方法がベトナム人にも通じるとは限りません。
また金銭感覚も大きく違うので、賃金上昇という政治環境だけでなく昇給についても
しっかり考えていかなくてはなりません。
進出後に現地法人を大きく成長させていくのであればしっかりと人材に目を向け
正しい評価、マネジメントをしていく必要があります
ベトナムに進出予定の法人様、既に進出をされている法人様向けに弊社では
人事労務セミナーを【無料】開催しております。
=========================================================
「賃金形態を見直したい!」
「現地スタッフのやる気を引き上げたい!」
「就業規則改定や就労支援を受けたい!」
そんな思いを持つ企業様はぜひご参加いただければと思います。
※セミナー後は個別の無料相談も承っております。
下記、URLより詳細についてはご確認ください。
以上、少しでもベトナム進出の参考になりましたら幸いです。
東京コンサルティングファーム
ベトナム ホーチミン
川村 拓己
Mail: kawamura.hiroki@tokyoconsultinggroup.com