トルコ市場の魅力について

こんにちは。
東京コンサルティンググループトルコ支社の小坂理加です。

今回は、トルコ市場の魅力についてお知らせいたします。

 

今回コロナウイルスの影響を受けて、各国での閉鎖手続きのお問い合わせがある一方で、今こそ新しい国へ海外進出しようとしている企業様からのお問い合わせがあるのも事実です。
なぜ今進出するのか。と考える方もいるかもしれません。

しかし、コロナによって一ヵ国のみの進出はリスクがあることが懸念されるようになりました。今後のリスクに備え、第二、三ヵ国として進出される企業様が多いようです。
また今後、ペーパーレス化やリモートワークなどがより一般的となっていく流れも考えられる為、海外進出への障壁が低くなりつつあることも事実です。

 

進出を考える際、どこの国に進出しようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は【トルコの市場の魅力】を5つの観点から見ていきます。

・EU最後の近隣拡大市場

民間消費がGDPの7割を占めており、民間個人消費の割合が高いとされています。
平均年齢が約32歳と低いことや、労働人口の多さから、今後は購買力を持った中間層が増加する見込みがある使用であると注目されています。

 

・地理的優位性

アジアとヨーロッパを繋ぎ、ロシア、中東、北アメリカ市場への中継点・製造拠点として、地理的優位性が高いです。

・EUとの関税同盟協定

トルコは、工業製品、農業加工品を対象に22か国と締結しています。
一つの強みとして、EU加盟交渉中ではありますが現状正式な加盟国ではない為、EUのルールに縛られることなく関税同盟の恩恵を享受できる点が挙げられます。

 

・総人口・労働人口

総人口がヨーロッパと比較して非常に高く、今や約8,200万人を超え、今後も人口増加が見込まれており、ドイツの人口を超えるとも言われています。
また、平均年齢が約32歳と低く労働人口が約5,500万人以上を超えていることからも今後のトルコの労働市場に注目が集まっています。

 

・自動車産業・繊維産業

【自動車産業】

トルコ最大の輸出産業で、国内関連企業数は1,300社にも及びます。
欧州への輸出拠点(製造拠点)としての役割を担っており、2019年にはフォルクスワーゲンがイズミールに新工場の建設を決定しました。

 

【繊維産業】

トルコ最大の雇用創出部門とされており、国内には関連企業が約5万2,000社あります。
材料の調達から製造、縫製まで一貫して行うことが出来る産業構造を強みとしています。

また、最大輸出国である中国よりも、短期間で欧州マーケットにアクセスでき、納期も短くなることが利点でもあります。

 

以上5つの観点から、トルコ市場の魅力についてお話し致しました。
トルコ市場の魅力が伝わりましたでしょうか。

トルコ以外にも、弊社ではASEANを中心とした27ヵ国44拠点へ進出していますので、気になる国等ございましたら、お気軽にご連絡くださいませ。

 

今週は以上となります。
トルコへの進出、トルコにおけるビジネスの展開に関して無料相談も行っておりますので、上記内容以外にもご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます。


Wiki-Investment 

~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~ 

海外進出の対応国数30か国 ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!

各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp


株式会社東京コンサルティングファーム
トルコ支社 小坂 理加

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

関連記事

ページ上部へ戻る