【トルコ編】国・地域別に見る最新外国直接投資受入額

こんにちは。
東京コンサルティンググループトルコ支社の吉田瞬です。

 

前回は雇用契約時の労働時間設定における留意点についてお伝えしました。
今週のブログでは、国別・地域別の外国直接投資受入額の現状についてお話いたします。

直近数年間における国別・地域別の外国直接投資(FDI)受入額は、下記の表の通りです。

 

トルコ中央銀行(TCMB)の国際収支統計によると、2019年における対内直接投資額は56億1,100万USドルで、前年比▼17.1%となる4年連続での減少を記録しています。
地域別で見ると、例年と変わらず欧州(構成比 58.9%)が大半を占めてはいますが、2018年と比較すると▼23.6%と大きく減少していることが伺えます。

 

日本からのFDIに関しては、2018年まで2年連続で減少していましたが、2019年に入ってからは、2月にセコムがチャルック・ホールディングス傘下のアクティフバンク(Aktifbank)との対等出資で共同出資会社を設立した他、7 月には日本ぺイントが塗料最大手のべテック・ボヤ(Betek Boya)の買収を完了するなど、何件か新規案件が見られたこともあり、前年度比360%以上の増加を記録し、大きく順位を上げる結果となりました。

 

今週は以上となります。
弊社ではトルコへの進出、トルコビジネスに関して無料相談も行っておりますので、上記内容以外にもご不明点等ございましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

参考資料

・Central Bank of the Republic of Turkey ‘Foreign Direct Investments by Countries’

・JETRO 世界貿易投資報告 トルコ
https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/gtir/2019/50.pdf


Wiki-Investment 

~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~ 

海外進出の対応国数30か国 ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!

各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp


東京コンサルティングファーム・トルコ拠点
吉田瞬

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

関連記事

ページ上部へ戻る