【トルコ編】トルコの祝日②-その他の祝日-

 

こんにちは。東京コンサルティンググループトルコ支社の吉田瞬です。

 

前回は、トルコの砂糖祭と犠牲祭についてお話をさせていただきました。
今週も引き続き、トルコの祝日をテーマに書かせていただきたいと思います。
2019年のトルコの祝日一覧につきましては、前回のブログに掲載させていただいておりますので、そちらをご確認いただければと思います。

 

デモクラシーの日:
「デモクラシーの日」は、2016年に発生した大統領政権転覆を狙ったクーデター未遂事件の犠牲者の追悼、そして国民の団結の為に制定された新しい祝日です。

 

戦勝記念日:
8月30日の戦勝記念日は、トルコが欧米列強による国家分断の危機から脱却し、独立を勝ち取った日として制定されています。オスマン帝国(後のトルコ)は第一次世界大戦で敗北し、欧米各国による分割占領が行われようとしていました。そんな折、祖国を救わんと立ち上がったのが、後のトルコ共和国初代大統領ムスタファ・ケマル(アタチュルク)です。彼は、祖国解放運動の指導者として大国民議会軍を組織し、ギリシア=トルコ戦争(祖国解放戦争)最中の1922年8月30日、ドゥムルプナルの戦いでギリシア軍に見事勝利を収め、撤退させました。結果として、この戦いがトルコの独立を決定づけるものとなったことから、8月30日は「戦勝記念日」として制定されています。

 

共和国宣言記念日:
10月29日の「共和国記念日」は、トルコで最も重要な祝日の一つとされる建国記念日です。ギリシア=トルコ戦争勝利後の翌年1923年10月29日、現在のトルコ共和国はムスタファ・ケマルによって建国されました。オスマン帝国による帝国制が終焉を迎え、現在まで続く共和制が敷かれることとなります。前回のブログにも書かせていただいた「政教分離」が取り入れられたのもこの頃です。

 

トルコに限らず、国民の祝日は、その国の歴史的背景、又は国民の宗教観に基づいて制定される場合が多く見受けられます。トルコへの進出、ビジネスの展開を考えられる上でも、上記の様な歴史的背景・イスラム教に理解を深めていくことが、ビジネスパートナーとより良い関係を築いていただける1つのきっかけになるのではないでしょうか。

 

今週は以上となります。
弊社では、トルコ進出に関わる無料セミナーも随時開催しておりますので、是非お気軽にオフィスにお越しください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

東京コンサルティングファーム・トルコ拠点
吉田瞬

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Private Limited, Tokyo Consulting Firm Human Resources Private Limited)は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承ください。

 


参考資料
・トルコの今 「8月30日はトルコの戦勝記念日」
https://tk-jp.blogspot.com/2015/08/830.html

・世界史の目 「祖国解放と大革命」
https://www.worldhistoryeye.jp/150.html

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