【トルコ編】医療サービスの現状 & 最新の統計データ

こんにちは。
東京コンサルティンググループトルコ支社の吉田瞬です。

 

先週のブログでは職位別の賃金について周辺諸国との比較を交えてお伝えしました。
今回のブログでは、最新の統計情報と共に、トルコの医療サービスの現状についてお話させて頂きます。

 

建国以来、トルコは医療分野において目覚しい発展を遂げており、医療機関の診療や医療関連設備の質は低くありません。
イスタンブールのような大都市には外国人患者の対応に成熟している医療機関もあり、質の高い医療サービスを受けることが出来ます。しかし一方で、西欧などの先進国と比較すると、国全体としての医療サービスの質は決して高いとは言えず、医療職において英語の話せる人材が不足しており、受診の際は通訳が必要となる点も懸念点として挙げられます。

 

2016-2018年を調査対象としたトルコ統計機構の発表によると、トルコの平均寿命は、女性81.0歳、男性75.6歳となっています。
同時期の日本の平均寿命は女性87.26歳、男性81.09歳(‘厚生労働省「平成 29 年簡易生命表の概況」’)と両国間の差は縮小傾向にあり、トルコにおける保険医療サービスの改善が数値にも現れています。

また、トルコにおける5歳未満の子供の死亡率(1,000人辺り)は、1.1%であるのに対し、日本は0.2%、世界平均は3.9%となっています。(‘Levels & Trends in Child Mortality Report 2019’)

 

今週は以上となります。
トルコへの進出、トルコにおけるビジネスの展開に関して無料相談も行っておりますので、上記内容以外にもご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

参考資料

 

東京コンサルティングファーム・トルコ拠点
吉田瞬

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