
今回はタイの国別外国投資受入額についてお話します。
1985年以降の円高に対応し、日本企業が生産拠点を海外に求める 動きが本格化しましたが、タイの投資環境が優れていることやタイの 投資優遇政策もあり、日本の対タイ投資は著しい伸びを示しました。 アジア通貨危機後、タイへの投資額がボトムとなった1999~ 2010年までの12年間、累積投資額(認可ベース)は3兆585億バーツ(8,312件)に達しています。このうち日本からの投資総額は1 兆1,964億バーツ(3,498件)で、全体の約39%(件数比42%)と 大きな割合を占めています。
2013年に受理された外国直 接投資申請は684件、投資予定 額は3,099億5,100万バーツ、 2014年は420件、投資予定額 は1,507億6,800万バーツと落 ち込みましたが、2015年には 559件、投資予定額は1,065億 4,000万バーツと盛り返しまし た。 申請があった外国直接投資案 件の投資予定額が最も多かった のは日本で304億6,000万バー ツと日本からの直接投資は依然として大きな割合を占めています。
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