タイのビジネスビザの取得監視強化について

東京コンサルティングファーム タイ事務所の長澤です。

 

今週はタイのビジネスビザ(Non-Immigrant B-VISA)の取得監視強化についてです。

ビザについて5月8日付けで通達がありましたのでお知らせいたします。

 

ビザの滞在目的と実態について8月からチェックを厳格化する通達が出ております。

ビジネスビザ未取得、ワークパーミット未取得=観光ビザで実態としてビジネス目的滞在するケースがこれまで多く御座いましたが、8月からチェックを厳しくする方針となっております。

通達自体は特に陸路について、いわゆるOut-Inと呼ばれるビザの期限が切れるタイミングで出入国を繰り返すことを制限について規定しているようですが、空路についても同様に適用の予定のようです。

 

検討事項として、ビジネスビザを取得、15日以内の滞在とし、労働省へのワークパーミット

免除の申請を出すという選択肢があるかと思います。

 

上記の通達に関連し取得が可能になる可能性はありますが、現状ではワークパーミットを取得しない前提でマルチプルビザを取得することは難しくなっています。従って、現時点ではシングルビザを都度申請となる可能性が高いと想定されます。


なお、今回の趣旨としては、上記の通りOut-Inと呼ばれる、いわゆるビザ延長のために国外出国をくり返すことを防止することです。そのため、運用上は一定の期間をあけて入出国の場合には、指摘をされない可能性も考えられますが、今後の動向をみる必要がありそうです。

 

以上

東京コンサルティングファーム

長澤 直毅

 

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2019-10-23

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