東京コンサルティングファーム、シンガポール駐在員の岩城です。
3月5日の国会答弁で、Sパス取得の際の最低給与の上昇について発表がありました。
これまでの最低給与はS$2,200でしたが、2019年1月以降はS$2,300、2020年1月以降はS$2,400になると発表されています。
そもそもSパスはすべての企業において申請ができるわけではなく、一定のローカルスタッフを採用している企業に枠として与えられるものです。
EPに比べて給与要件等低いSパスはこれまで賃金水準の低い外国人(フィリピン人やインドネシア人)の採用をする際に大いに活用されてきました。
ただ、今後はSパスの最低給与水準も上昇していくこととなり、外国人雇用の際には十分に注意していく必要があると考えられます。
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