飲食店の進出について

投資環境・経済

 一週間はあっという間ですね。日本では季節はずれの台風で大きな被害があり、大変だったかと思います。被害に合われた方たちに、お見舞い申し上げます。

 さて、今回のテーマは飲食店の進出事情について取り上げたいと思います。日本にいた頃より、お客様から東南アジアへの飲食店の出店について、多くの問い合わせをいただきましたが、シンガポールにおいても多くの日系飲食店が進出していることを、改めて実感しています。

 シンガポールでは、飲食店の進出に際して規制というのは基本的にありません。ただし、規制とは違うところでの問題が種々あります。

 例えば、テナントの数が極端に限られており、希望の場所に出店する事が難しいことや、労働者の賃金が高く、採算に合わない経営となってしまう事があります。オーチャードなどの主要都市部では、テナントが2年待ちといった状況にあるようです。

 そんな中注目されているのが、郊外にあるショッピングモールへの出店です。シンガポールでは、各駅に一つのショッピングモールがあり、どこにも立派なフードコートが存在します。主要都市部への進出の前に、郊外のショッピングモールにあるフードコートへ進出するケースが増えています。

 シンガポールは外食産業がとても発展している国で、その中でも日本食の人気はかなり高いと実感できます。決して主要都市部でなくとも、進出チャンスは多いにあるものと感じられます。

 

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