フィリピンにおける税目の種類

税務

■ 税目の種類

フィリピンにおける税金の種類は、大きく国税、地方税、市・自治区税に区分され、更に負担方法により 直接税と 間接税の2つに区分さ れます。

[国税]

フィリピンの国税は内国歳入法と関税法を基準法規としています。 税目としては所得税、関税、付加価値税、印紙税などがこれに該当します。

[地方税]

地方税は地方自治体法を基準法規としています。税目としては、収税として不動産取引税、フランチャイズ税などがあります。

[市・自治区税]

地方税と同様に地方自治体法を基準法規としています。税目としては、事業税、固定資産税などがあります。 また、これらの税金は納付・負担の方法により、直接税と間接税との2種類に区分することができます。

[直接税]

直接税とは、税金を納める「 納税義務者」と、税金を実際に負担する者が同じである税金をいいます。フィリピンにおいては所得税、相続・贈与税などがこれに該当します。

[間接税]

間接税とは、直接税と異なり、税金を納める人と実際に負担する人が異なる税金をいいます。税金の負担者が直接納付するのではなく、 他の納税義務者を通じて間接的に国に税金を納付するため、間接税と呼ばれます。付加価値税、拡大源泉徴収税などがこれに該当します。

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