フィリピン飲食業進出のイロハ

 

こんにちは!
東京コンサルティングファーム・マニラ支店の野島です。

フィリピンに赴任してはや一ヶ月が経過しました。
驚いたことは日本食が多いこと!

今回はフィリピンでの飲食業の進出についてご説明したいと思います。

 

フィリピンでは飲食業の進出がさかんという風に言いましたが、飲食業は小売業にあたり投資規制の対象になっています。ネガティブリストには禁止分野として“払込資本金250万USドル以下の小売業”が定められています。

では、飲食業をフィリピンで始めるにはどうしたらいいのでしょうか?
方法は大きく4つございます。

 

1 250万USドル以上の払込資本金を拠出する
250万USドルというと日本円で2憶5000万程度になります。ハードルはとても高いですが、資金に余裕のある方はこの方法が1番ベストだと思います。

 

2 他の非フィリピン企業と合弁で250万USドル以上拠出する
やはり単独で250万USドルを拠出するのはリスクがあります。他の外資企業と合弁で飲食業を始めることも一つの選択肢であります。
この場合、ジョイントベンチャーアグリーメント(合弁契約)を締結する必要があります。

※弊社ではジョイントベンチャーアグリーメントの雛形の提供も行っておりますので、この点に関しても是非ご相談ください!

 

3 ローカルパートナーと組む
この方法が最も一般的であると言われています。
注意しなければならないのは、ローカルパートナーの名義になるということです。そのため、信頼関係をしっかりと築く必要があります。そうしないと契約で揉める、資金を持ち逃げされてしまうというようなケースもございます。

 

4 管理会社として、飲食店を運営する
これは極めて稀なケースですが、管理会社であれば、外資規制に当たらず250万USドル以上を拠出しなくても設立することができます。
しかし、この場合は飲食店とFC契約を結んで運営することになります。FC契約を結ぶパートナーを探す必要があります。

※弊社ではFC契約書の雛形の提供を行っておりますので、この点に関しても是非ともご相談ください!

 

上記がフィリピンで飲食業を行う際の4つの進出形態になります。

次に飲食業で必要なライセンスについて書いていきたいと思います。
衛生許可書、健康許可書、従業員の健康検査のこれら3つの取得が必要になってきます。これら全て取得するのに4週間程かかりますが、全体のスケジュールで見ると一般的な法人設立とかかる期間はほとんど変わりません。

 

弊社では法人設立に加え、上述のライセンス取得サポートも行っております。

その他ご不明点ございましたら無料相談もしておりますので
ぜひオフィスにお越しください。

次週もお楽しみください。

 

 

東京コンサルティングファーム フィリピン・マニラ拠点
野島洋孝

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