年次営業許可書の更新と住所変更

皆様、こんにちは。

東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤澄高です。

今週はお客様からよく頂いくご質問に回答させて頂きます。

 

<ご質問>
近々、オフィスの住所移転を考えているがオフィス移転を行うと営業許可書やその他証明書の更新が行われるようです。来年の1月には営業許可書の更新も控えているので1月に同時並行で進めようと考えていますが、可能でしょうか。

 

<回答>
前提としてオフィスの住所変更を行うと基本的には会社設立と同じくらいの時間がかかります。理由は会社設立の過程で取得するすべての書類の情報を更新する必要があるからです。

1月に住所変更を行えばわざわざ営業許可書の年次更新(毎年1月20日)を行う必要があるようには思えません。しかし、実務上住所変更と営業許可書の更新は同時進行できません。

理由は営業許可書の更新や住所変更においても、オリジナルの営業許可書の提出が求められるため、同時進行で手続きを行うことはできません。そのため、まずは年次コンプライアンスである、営業許可書の更新を先に行い、その後住所変更を行うという流れになるかと存じます。

今週は以上となります。

それでは、今週もどうぞよろしくお願い致します。

 

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伊藤 澄高

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