労務に関するアドバイス

労務

こんにちは、フィリピン駐在員の田辺です。

今週は、フィリピンにおける労務に関するアドバイスについて、いくつかお話しさせて頂きます。

●叱責するときの注意点。
フィリピンでマネジメントを経験されている方々にとっては周知の事実かと思いますが、フィリピンの方々は非常にプライドが高く、人前で叱責されることを好まない傾向にあります。それゆえ、可能であれば何か叱責する際には、個室に呼んで何か別のことを無理やり褒めてから、やんわりと叱るのが望ましいと言えます。叱責した内容が改善できたら、大げさに褒めてあげることもモチベーションを上げてあげる意味で重要なことです。

●忘れやすい事。
口頭で頼んだことやメールで頼んだ事を忘れてしまう傾向が強いと感じます。それゆえ、もちろん覚えているだろうということもこまめにリマインドし、「Sir、そこまでフォローしなくても大丈夫ですよ。」と言われるくらいフォローするのが望ましいと言えます。これは非常に労力のかかる事ですが、大事な締切がある場合には必須事項だと思います。また、フィリピンの付箋は粘着が弱く、はがれてどこかに飛んでいってしまうことも多いので、ホワイトボードに期限付きで記入するなど、工夫が必要です。

●計画性が低い事。
算数教育が弱いためか、常夏の気候で冬が無く、計画を立てるという必要性が弱いためか、得てして計画性が弱い傾向があると言えます。それゆえ、計画ギリギリに締切を設定すると納期に間に合わないので、2重にも3重にも安全策を練って、締切を定めて業務を進める必要があると言えます。

今週も、どうぞ宜しくお願い致します。

以上

 

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