ミャンマー人スタッフ

労務

こんにちは、

 

 今回は、ミャンマー人スタッフの定着率(離職率)について書いてみたいと思う。

 

 当社でも何人ものスタッフを採用して、また、何人ものスタッフが去って行きました。ジョブホップが多いという事実はありますが、それでも長く残ってくれるスタッフもいないわけではありません。

 

 まず、ミャンマー人に限らず、個人の思考によるところが大きいため、どのようなスタッフを採用していくのかという点は重要になってきます。当たり前ですが、転職を繰り返している方は今後も転職を繰り返す可能性が極めて高いです。転職を繰り返し、キャリアアップをしていこうと考えているからです。特に、現在のミャンマーの労働市場では、外国企業が破格のオファーを出したりしているという事実があるので、能力・貢献に見合わない給与を求めている求職者も数多く存在してしまっています。

 

 また、外国帰りの方も何人か採用しましたが、英語や基礎知識などは多少備わっている点はいいですが、プライドが邪魔をして、新しい事への取り組む姿勢が弱い印象です。取りあえずの通訳兼庶務スタッフとしては適しているかも知れません。

 

 日本的な人事制度を取っていくのであれば、新卒・未経験者を採用して教育していくという方針が重要ではないでしょうか。非常にモチベーションも高いですし勉強熱心な方が多いように思います。ただ、継続的な事業の成長が必要条件となります。その点についても、主体的に考え行動する会社のメンバーとして育てていかなければいけないし、また、信頼して任せていかなければならないのではないでしょうか。できて当たり前という期待ではなく、少しずつ成長していくことを期待していきましょう。

 

以上

 

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