各国から人が集まるミャンマー ~ホテル事業投資の今~

税務

 

ミンガラーバー!ミャンマー・ヤンゴン駐在員の杉山 裕美(すぎやま ひろみ)です。

 

暑期に近づいて日に日に暑くなってきました。乾期はとても過ごしやすく、観光客も増えるため、観光スポット周辺のホテル不足問題は現在も続いています。

そういった状況もあり、昨年は、ホテル観光省よりホテル事業の投資案件について、39件の許可がおりたと地元紙が伝えています。

 

新外国投資法細則によると、3スターホテル以上であれば外資100%の投資は可能であり、3スターに満たない場合は、ローカルとの合弁である必要があります。また、規制がかかっている業種については、80%を超えてはならないと規定されています。

しかし、ネピドーのミャンマー投資委員会(MIC: Myanmar Investment Commission)に問い合わせた際、外資100%の場合は3スター以上である必要はあるが、それ以外に比率の規制はないとの答えもありました。現在は、ホテル不足のため、規制を緩和する動きがあるのかもしれません。

 

このように、細則に記載されていることがそのまま適用されている訳ではなく、各投資案件によって当局の判断は異なります。

 

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・税務、労務関係のご質問やご不安な事などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

 

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd. (ミャンマー)

ヤンゴン駐在員

杉山 裕美

 

 

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