
ミンガラーバー、
ミャンマー・ヤンゴン事務所の鶴見令奈(つるみ れな)です。
先日、ミャンマーの銀行に初めてチャット(現地通貨)建ての個人口座を作りました。
口座開設は弊社ローカルスタッフにサポートしてもらい、開設時にカード代として3000チャット(250円程度)払うのみでできました。
ヤンゴンの街中では24時間稼働のATMを苦もなく見つけることができ、
ATMの表示もミャンマー語・英語・中文が選べて簡単に使えました。
今までこちらの自動販売機を2回使った内、2回ともお金が飲まれてしまったので機械にお金を入れるのが少し不安でしたが、
さすが銀行、きっちり正しい金額で安心しました。
現在ミャンマー国内には、25行の民間の地元銀行と4行の国営銀行があります。
代表的な民間銀行には、カンボーザ銀行、CB銀行、エーヤワディ銀行、ヨマ銀行などがあり、街に出れば銀行の看板やマークをそこかしこに見つけられます。
外資銀行については、ミャンマーで支店を開いている外資銀行は10行あります。
日本より3行(みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)、シンガポールより2行、中国・マレーシア・タイ・ニュージーランドとオーストラリア・インドより各1行です。
インドのState Bank of Indiaは、今年10月3日に支店が開店しました。
ミャンマーでは外資銀行の現地法人は認められていないため、
駐在員事務所として登記します。
外資銀行がミャンマーに進出する際には、ミャンマー中央銀行のライセンスが必要です。
ミャンマー中央銀行(The Central Bank of Myanmar :CBM)は10月、銀行業のライセンスを新たに3社の外資銀行に交付しました。
ミャンマー中央銀行によるライセンスの交付は今年2度目で、今回の3社を合わせてミャンマー国内での外資による銀行業の許可は13社となりました。
1回目の交付は2016年3月で、外資4行が許可されました。
ミャンマー中央銀行の規則により、現在外資銀行は、企業の預貯金のサービスのみ行えることとなっており、2つ以上の支店を持つことができません。
Tokyo Consulting Firm Co., Ltd (ミャンマー)
鶴見 令奈
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