IMMEX登録後の留意点

こんにちは。

 

東京コンサルティングファームメキシコの清水皐でございます。

 

今週は、IMMEX登録後の留意点について記載致します。

 

質問)

 

弊社にてIMMEXの登録を考えておりますが、登録後は、専用のシステムを導入する必要があったり、IMMEX手続専用の従業員を雇う必要があったりすると聞きます。

これは本当でしょうか?他にも留意点等がございましたらご教示願います。

 

回答)

 

まず、専用システムの導入に関しましては、必要でございます。

IMMEX登録後の在庫管理システムとして、Anexo24に基づいたシステムの導入が義務付けられております。

ただし、通関代理店を利用する場合、その代理店にシステムが導入されていれば、

貴社内に導入する必要はございません。

 

また、IMMEX専用の従業員を雇う必要があるか、と言われますと、必ずしも必要とは限りません。

IMMEXを使用する企業様の多くは、専門のブローカーを利用されておりますのでIMMEXに関する業務は全て委託している場合が主です。

ただ、こういったブローカーの多くはメキシコ企業の為、日系企業の方であまりスペイン語が得意ではないといった場合は、社内で1名でも通関知識が豊富かつその企業の商材をよく理解している者がいる方が好ましいです。

何故なら、IMMEXプログラムで要求される手続や管理方法は非常に複雑で、言葉や知識不足という障害が大きなトラブルを引き起こしかねないからです。

よって、必須ではないのですが、通関業者からも推奨はされております。

 

その他の留意点としまして、2点程記載させて頂きます。

1点目は、登録後の管理業務等にどれほど費用がかかるのかを、登録前に確認をしておくこととなります。

IMMEXに登録すると、その後一ヶ月毎に在庫管理等を行っていかなければならなくなり、いつ何時監査が入るかも分からない、というのが現状となります。

登録企業の中には、そういった管理業務に想定以上の経費がかかり、結局IMMEX導入前と後で、全体の費用があまり変わらなかった、というケースもございます。

IMMEXは関税を抑えられる便利なシステムとなりますが、登録後にかかる費用等を考慮した上で導入を検討頂ければと存じます。

 

2点目は、IMMEXの登録手続や管理業務をブローカーへ委託する際に、なるべく業務経験の豊富な企業を選ぶことです。

メキシコには多くのIMMEX専門のブローカー企業がおりますが、IMMEXの登録には企業の機密情報をブローカーに提出することになりますので、信頼のおける企業であるかを見極める必要がございます。

 

 

IMMEXは関税対策として便利なプログラムである一方、複雑な手続や管理の決まり事もございますため、不明点がございましたらなるべく早い段階でクリアにして頂くことをお勧め致します。

 

清水皐

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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