長期未払いの債務について(台湾) Q&A

 

こんにちは、中国・上海の田中勇です。本日も中国Q&Aについてお話します。

 

Q, 台湾の税理士より、2年を経過して支払をしていない仕入れや費用等は、その分を収益計上しなければならないと聞きました。本当ですか。

A,現在、規定上、2年という期限は設けられてはおりませんが、台湾の税務規定上は、その他の法律により請求権の期限が切れた債務は、収益計上しなければならないと定められております。(Income Tax Act Article 24)

「2年」という期限は、2010年以前の規定において、定められておりました。

なお、台湾の請求権は、2年間権利を行使しないときに消滅すると定められています(民法第127条)。

参考法律 Income Tax Act Article 24 

The unpaid accounts or expenses or losses or various debts payable recorded in a profit-seeking enterprise’s accounts that have yet to have been paid at the time of the expiry of the period for the validing of such claims according to the relevant regulations shall be enumerated under other revenue headings, and shall be enumerated under the accounts of non-operating expenditure at the time of actual payment.

http://www.dot.gov.tw/en/home.jsp

 

関連記事

ページ上部へ戻る