中国における品目別の輸出/輸入

こんにちは
東京コンサルティングファーム上海の太田 一希 (オオタ カズキ)です。

本日は中国の品目別の輸出/輸入に関して記載していきます。

 

■品目別の輸出

中国の輸出を品目別に見ると、圧倒的に工業製品が多く94.6となっています。中でも機械、輸送設備が1,208億USドルで輸出額の48.6%、紡績製品、ゴム製品、鉱産物製品16.3%であり、機械や製品関連が多くを占めています。

繊維関連は紡績用糸・繊維製品と服飾品で、伝統的に中国の加工貿易の主要品目の1つですが、1990年代後半に機械・電気関連製品がトップになり現在に至っています。

 

■品目別の輸入

中国の輸入を品目別に見ると、一次製品が約32.9%、工業製品が67.1%を占めています。
工業製品の中でも多いのは機械、輸送設備などです。839億USドルで全輸額の39.3%にものぼり、次いで化学品が233億USドルで10.9%となっています。

その他、鉄鉱石や銅などの金属資源を多く輸入しており、資源確保が中国経済発展の重要な鍵を握っています。

 

今週は以上となります。
ご一読いただきありがとうございます。

出所:IMF「World Economic Outlook database, Aplil2019」


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太田 一希
株式会社東京コンサルティングファーム

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