【中国労務最新情報】上海市、最低賃金を引き上げ

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ中国拠点の萩生田 弘毅です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「【中国労務最新情報】上海市、最低賃金を引き上げ」についてお話していこうと思います。

 

中国に関する基礎知識が知りたい方は、こちらから▼
・中国の基礎知識
タイに関するセミナーに参加したい方は、こちらから▼
・中国関連セミナー

 


【【中国労務最新情報】上海市、最低賃金を引き上げ】

 

上海市人力資源・社会保障局は、2025年7月1日より市内の最低賃金基準を引き上げる旨を発表しました(通知番号:沪人社规〔2025〕10号)。これは、物価上昇や労働市場環境の変化を踏まえ、労働者の基本生活保障を強化する措置です。


■ 改定後の最低賃金(2025年7月1日施行)

労働形態 現行(~2025年6月) 改定後(2025年7月~) 増加額
全日制労働者 月額 2,690元 月額 2,740元 +50元
非全日制労働者 時間額 24元 時間額 25元 +1元

最低賃金には以下は含まれません:

  • 社会保険料・住宅積立金の個人負担分
  • 残業・夜勤・高温等環境手当
  • 食費・交通費・住宅補助などの福利手当

対象者と適用範囲

  • 全日制基準:法定労働時間内で働く常勤従業員
  • 非全日制基準:週24時間未満・1日4時間以内で就労するパートタイム従業員

■ 貴社への対応のご提案

  • 労働契約・賃金制度の見直し
  • 人事給与システムの設定更新
  • 社内通知文の作成と従業員への周知徹底

本改定に伴う影響を踏まえ、貴社従業員への説明や就業規則の更新などが必要となる場合がございます。

当社では、労務制度の見直し支援も承っております。お気軽にご相談ください。

参考リンク:

上海市人力资源和社会保障局关于调整本市最低工资标准的通知_工资福利_上海市人力资源和社会保障局

 

この記事に対するご質問・その他中国に関する情報へのご質問等がございましたら

お気軽にお問い合わせください。

※画像クリックでお問い合わせページへ移動します


【PR】海外最新ビジネス情報サイト「Wiki Investment」


※画像クリックでWiki Investmentページへ移動します

進出予定の国、進出している国の情報収集に時間かかりませんか?

進出してビジネスを成功させるためには、

その国の知識や実情を理解しておくことが必須となってきます。

しかし、情報が溢れかえっている社会では

どれが本当に信頼できる情報なのか?重要になります。

そんな「信頼できる情報」をまとめたサイトがあれば、どれだけ楽に情報収集ができるだろう…

その思いから作成したサイトがWiki Investmentです!!

弊社東京コンサルティンググループは海外20カ国超に拠点を有しており、

その現地駐在員が最新情報を「Wiki Investment」にまとめています。

【Wiki Investmentで何ができる?

・現地駐在員が毎週ホットな情報を更新するNews update

・現地に滞在する方からご質問頂く、
 より実務に沿った内容が記載されているQ&A集

・当社が出版している海外実務本をデータベース化したTCG書籍

などの新機能も追加しました!


経営者・幹部層の方におススメしたい【全ての経営者へ贈るTCGブログ】

※画像クリックで「TCGブログ」ページへ移動します

会社経営や部下のマネジメントをしていると、様々なお悩みって出てきませんか?

どうしたら、会社は良くなっていくんだろう・・・
・部下が育ってくれるにはどうしたらいいんだろう・・・

そういったお悩みをもつ経営層の皆様におススメしているブログがございます。
コンサルティングファームとして、これまで多くの企業様と関わり、
課題を解決してきたコンサルタント達による

経営課題や悩みについて解説したブログを無料公開しております。

もっと会社を良くしたい!、マネジメントについて学びたい!

そうお考えの皆様におススメのコンテンツとなりますので、ぜひご覧ください!

・「全ての経営者へ贈るTCGブログ」はこちらから

 


株式会社東京コンサルティングファーム 中国拠点
萩生田 弘毅


※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

ページ上部へ戻る