【中国法令速報】「住宅賃貸条例」(国務院令第812号)が公布

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループ中国拠点の萩生田 弘毅です!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「【中国法令速報】「住宅賃貸条例」(国務院令第812号)が公布」についてお話していこうと思います。

 

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【【中国法令速報】「住宅賃貸条例」(国務院令第812号)が公

布】

 

中国国務院は、住宅賃貸市場の秩序ある発展と居住者の権利保護を目的とした「住宅賃貸条例(国務院令第812号)」を2025年7月16日に公布しました。本条例は2025年9月15日より正式に施行されます。


▍主な内容と影響

  1. 賃貸対象の明確化
     ・住宅用途以外のスペース(地下室・倉庫等)の賃貸は禁止
     ・消防・建築安全基準を満たす住宅に限り賃貸可能
  2. 契約制度の整備
     ・実名制による賃貸契約が義務化
     ・契約情報の行政機関への備案が必要(未提出の場合は借主による申請も可)
  3. 賃貸企業・仲介業者への規制強化
     ・営業資質や従業員情報の登録義務
     ・不実表示・過剰な家賃請求の禁止
     ・虚偽広告や保証金未返還への行政処罰を明確化
  4. 家賃の安定化・情報公開の推進
     ・地方政府が家賃水準のモニタリング・ガイドライン策定を支援
     ・市民への正確な物件情報提供が義務化
  5. 権利保護と紛争解決制度の強化
     ・貸主・借主双方の合法的権益の保護を法的に担保
     ・違反行為に対しては最大で営業停止等の厳格な制裁措置を規定

▍施行日

  • 2025年9月15日施行

本条例に関する具体的な実務対応、影響分析、契約書類の整備等についてご質問がありましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。

今後も重要な中国法令情報を迅速にご提供してまいります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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萩生田 弘毅


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