発票制度

こんにちは、中国・上海に駐在しております、小林です。

中国でビジネスをされている方なら当然知っていらっしゃると思いますが、今回は中国特有の制度である「発票制度」についてお話ししたいと思います。

発票(ファーピャオ)とは、中国の領収証のことを指します。原則として、発票を受け取っていない経費は、税務上費用計上できないこととなっています。そこで、取引の際は必ず発票が売り手から買い手に発行されます。

発票は誰でも勝手に発行できるものではありません、発票自体を税務局から購入する必要があります。購入する際には、発票購買手冊という台帳を税務局に持って行って購入を行います。この台帳は税務登記を行った際に、各企業に渡されます。発票は税務局の印が押され、また通し番号が記載されています(下図参照)。

中国では、この発票を用いて厳格な発生主義会計が適用されています。仕入側は原価計上を行うために必ず発票を入手するはずなので、売り手の脱税を防止するという役目もあります。

ちなみに、飲食店などでは、裏にスクラッチ式のくじ付きの発票まであります。ですので、一般の消費者も普通に発票をもらっています。当たるとお金がもらえるみたいです。実はこれも税金の徴収を強化するために行っています。私はまだ当たったことがありませんが……。

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