皆様、こんにちは。カンボジア駐在員の公認会計士の熊谷です。今週は有形固定資産(再評価モデル)の仕訳についてご説明させていただければと思います。
例題25 A社は3月1日に機械5,000$を購入した。今期の減価償却は834$であった。当該固定資産に関して、再評価を行った結果、4700$と算定された。期末における仕訳を示せ。
Dr Depreciation 834
減価償却費
Cr Accumulated depreciation 834
減価償却累計額
Dr Machinery 534
機械
Cr Asset revaluation surplus 534
再評価剰余金
期末(12月31日)における取得原価に基づく簿価は5,000-834=4,166$である。
再評価価額は4,700$であることから、4,700-4,166=534$簿価を増額させる必要がある。増額した分に関しては資本項目の増額となる(Asset revaluation surplus)。
今週は以上です。