皆様こんにちは、カンボジア駐在員の澤柳です。
さて、今回のテーマは「成長の評価」です。
人の成長は必ずしも右肩上がりではなく、実際は階段のような形を成して、停滞と急激な成長を繰り返しています。勉強や音楽、スポーツなど幅広い場面でもこの現象が見受けられます。
今自分がどのステージ(停滞か成長)にいて、次の段階の成長までどのような準備を今しなければならないのか、それまでの期間を短縮することができるのか、などを考えることは重要でしょう。しかし、会社の中でもっと重要なのは、我々が他人の成長を評価する立場にある時、部下の成長がどのステージに位置しているかを見極めることです。
この見極めがなかった場合、その評価では部下の正しい成長を導くことは出来ません。我々は評価対象である部下を理解することから始めなければなりません。
部下の正しい成長を促せないのであれば、その組織は組織として正しい成長ができないのに等しく、外部環境に対応するために人を入れ替えるという採用作業を永遠に行うこととなります。
澤柳 匠