事業の魅力度を考える

経営

皆様こんにちは。カンボジアオフィスの公認会計士の熊谷です。今回は、事業計画を作成する4つのステップのうちの一つ目、「事業の意義を明確にする」という点を考察したいと思いますが、その中でも事業の魅力度を考えるというプロセスを考えたいと思います。

 

会社は、ミッションを的確に作成したとしても、それが事業として成り立つのかどうかも考える必要があります。なぜならば、会社である限り、利益を継続して出す必要が出てきますし、利益が出ないのであれば、経営を継続的に行うことは不可能であるからです。

したがって、ミッションだけでは会社経営は成り立ちません。事業の魅力度を考えていく必要があるのです。事業の魅力度を考えるにあたって、まず行うべき事柄は、市場を分析することです。市場を分析するために良いアプローチ方法として3C分析というものがあります。今回はその手法をご紹介します。

3C分析とは、自社、競合、顧客の3視点のフレームワークをもって分析する方法です。

例えば、「自社」であれば、自社の強みや弱みなどを整理し、そこからとるべき戦略などを策定します。また、「競合」であれば、競合の状況や、取っている戦略などを整理し、そこから自社がとるべき戦略などを策定することができます。また、「顧客」であれば、どんな対象を顧客とすべきか、そしてその顧客がどのようなニーズを持っているのか、整理し、自社が提供すべきサービスを考案することができます。そして、この3視点の分析の結果をもう一度、総合的に考え、自社のあるべき形をもう一度再検討することができます。そのようにして、冷静に、論理的に、戦略を練ることができるのです。

 ぜひ、この3C分析を用いて、事業の魅力度を考えてみることをお勧めいたします。

 

今週は以上です。

上記の点でご質問ございましたら kumagai.keisuke@tokyoconsultinggroup.com

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