皆様こんにちは。カンボジアオフィスの公認会計士の熊谷です。今回は、事業計画を作成する4つのステップのうちの二つ目、「ビジネスモデルを考える」という点を考察していきたいと思います。
まず、ビジネスモデルとは何でしょうか。ビジネスモデルは曖昧な概念で、色々な定義があるといえますが、ここでは簡単に、「ビジネスモデルとは、儲けを生み出すビジネスの仕組み」と定義していきたいと思います。
各々の会社は、事業の定義を考えた後、どのような仕組みでサービスを提供し、対価を得ていくかを考えていかなければなりません。これはビジネスモデルを考えるプロセスということができますが、そのステップについてこれからお伝えしていきたいと思います。
その4つのステップとは以下の通りです。
1 付加価値を生み出すプロセスを考える
2 自社が戦う分野を明確にする
3 外部業者との連携の仕方を詰める
4 対価を得る仕組みを考える
今回は、この4ステップの一つ目、付加価値を生み出すプロセスを考える、という点を考察してみましょう。
会社の業種はそれぞれですが、業種ごとに作業のプロセスは異なります。例えば、出版ビジネスでいえば、「企画」「執筆」「編集」「印刷」「流通」「販売」というようにプロセスを分解することができます。
このように、それぞれの業界で、プロセスは異なりますので、まずは、自社が属する業界はどのようなプロセスを経て、最終生産物またはサービスができ、顧客に提供されているかを考え、図にしてみると良いかもしれません。
今週は以上です。
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