カンボジアのインターネット事情

その他

皆様、こんにちは。

カンボジア駐在員の安藤です。

 

最近、カンボジアでのネット環境が整い始め、Eコマース産業も充実してきました。

そこで、今回は、カンボジア人がそもそもどのくらいの人たちが利用しているのか、SNS利用についてお伝えしたいと思います。

 

Geeks in Cambodiaによりますと、去年(2017年)では、

Active Internet Users(インターネット利用者): 716万人

Active Social Media Users (ソーシャルメディア利用者): 490万人

Active Mobile Social Users(モバイルソーシャルメディア利用者) : 440万人

と報告されております。

Active Internet Usersは、昨年より210万人増加しています。Active Social Media UsersとActive Mobile Social Usersは、昨年よりそれぞれ150万人増加しました

 

また、国内のモバイルの普及率は78%で、1,242万人に普及されています。

 

SNSでは、Facebook(以下、FB)が主に利用されています。

<利用者数>

利用者は、480万人。そのうち、290万人(60%)がデイリーの利用者人数です。

デイリー利用者の男女比は、男性が170万人(60%)、女性が120万人(40%)。

<FB利用者の年齢層>

最も利用が多い年齢層は、18〜24歳が210万人(44%)、次いで25〜34歳が150万人(32%)でした。

<興味関心>

FB利用者の興味関心において、利用者の7割以上が興味を持っていた分野が、多い順に「HOBBIES & ACTIVTIES(趣味)」、「SHOPPING & FASHION(ファッション)」、「ENTERTAINMENT(エンターテイメント)」「TECNOLOGIES(IT技術や電子書籍など)」、「BUSINESS & INDUSTRY(ビジネス)」でした。

 

 

以上のことから、現在、カンボジアでは多くの人が携帯電話・スマートフォンを所有し、インターネットも普及されてきているということがわかります。

 

近年では、自社サイトは持たず、FBページだけ持っているという国内企業も多くいます。また、自社のFBサイトで求人情報を載せていたり、副業でFBで小売をしているユーザを見受けられます。なので、FBを通して、転職活動をしている人もおり、FBを使用する際にビジネスも関心を持つのでしょう。また、小売で洋服や物の購入をしているということも関心として趣味やファッションに多くの人が持っていると考えます。

 

 

労働者の多くも20代が多いので、FBなどネット広告やネットを使った事業など、インターネットというITが使い方によっては、経営において有効となるのではないでしょうか。

 

 

今週は以上となります。

お読みいただき、ありがとうございます。

皆さまのカンボジア進出のサポートとなれば幸いです。

 

安藤 朋美

 

参考サイト:http://geeksincambodia.com/cambodias-2017-social-media-digital-statistics/

 

 

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