こんにちは。
東京コンサルティングファームブラジルの濱咲克心です。
今週は労働法改正後の訴訟件数について記載します。
2017年11月11日より、約70年ぶりに労働法が改正となりましたが、現在の所、訴訟件数が大幅に減少してるようです。サンパウロ州労働裁判所の今年1月~11月の月間平均の労働訴訟件数は3万件以上、それに対し、改正後は11月11~12月6日の労働訴訟件数は1万件程度となっています。(ブラジル日本商工会議所サイトより)
要因としては、まだ改正したばかりなので多くの弁護士は慎重な姿勢を見せており、全体的に様子見をしている傾向が見て取れます。今後、徐々に増えてくるとは思いますが、これらの判例による今後の動向に注意する必要があると考えます。