非縫製業工場に対する安全性監査の動き

労務

2016年9月10日、ダッカ管区北部のトンギという都市にある包装工場(Tampaco Foils)で、大規模な火災が発生しました。これにより、少なくとも23名以上が死亡したといわれています。この火災を受け、工場監査局(Department of Inspection for Factories and Establishment)は、非縫製業の工場に対する監査を実施することを発表しました。

 これまでにもバングラデシュでは、2013年4月に起きたラナプラザのビル倒壊事故が起きており、その後縫製工場への労働監査が強化されましたが、縫製工場以外の工場への監査は進んでいませんでした。ですが、今回の大規模火災を受け、改めて監査を強化することが発表されました。

どの業種が優先的に監査されるか、どのような手順で行われるかなど、具体的な内容については発表されていませんが、この工場の安全性に関する監査は、主に建物構造、防火設備、電機設備の3つの観点から行われることとなっています。

 

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