バングラデシュ政府の環境問題への取り組み

皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループバングラデシュ拠点の斎藤かおりです!

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

さて、今回は「バングラデシュ政府の環境問題への取り組み」についてお話していこうと思います。

 

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【バングラデシュ政府の環境問題への取り組み】

今のバングラデシュは、残念ながら世界で最も空気が汚い国の一つとして知られています。スイスのIQAirの大気汚染調査によれば、バングラデシュの大気汚染レベルはWHOの安全基準値をはるかに下回っていると評価されています。

2022のPM2.5濃度ランキング

1 Chad
2 Iraq
3 Pakistan
4 Bahrain
5 Bangladesh
6 Burkina Faso
7 Kuwait
8 India
9 Egypt
10 Tajikistan

(参: IQAir)

バングラデシュ政府は環境問題への取り組む姿勢を示しています。

まず、バングラデシュの一大産業である縫製産業では、管轄省庁であるBGMEA(Bangladesh Garment Manufacturers and Exporters Association)が2023年までに炭素排出量を30%減らすとしています。具体的には、環境にやさしい原材料の使用や危険化学物質を使用しないことなどが挙げられています。

次に、電力です。現在は主に火力発電を始めとする再生可能エネルギー以外を電力源としていますが、2030年までに全体の10%以上を再生可能エネルギーとすることを目標に掲げています。先進国入りを目指すとしている2041年には全体の40%以上とする計画です。

環境問題へ注目していることから、政府は環境ライセンス(Environment Clearance)の申請方法を見直すことも発表しています。今後は少しずつ環境に配慮した法整備が整えられていきそうです。

 

 

 

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齋藤かおり

 

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