日本人への脅迫事件

現地の報道によると、217日夜、在留邦人に対してSMSにて、仏教徒であることを理由とする殺害予告がありました。既に殺害予告を受けた邦人はバングラデシュを出国して無事だということです。

この事件でダッカ市警察は、32歳と30歳の2名の男を逮捕しました。彼らは自身を「Jamaat-e-Taliban」のメンバーだと名乗っていたようです。

バングラデシュでは2015年後半から2016年、レストラン襲撃をはじめとする異教徒や外国人の殺害が相次ぎました。これらの事件は、「JMB(Jamaat-ul-Mujahideen Bangladesh)」というテロ組織の分派にあたる組織(Neo-JMB)IS(Islamic State)のバングラデシュ支部として起こした事件だといわれているので、今回の事件は、昨年のテロ事件とは別の組織の犯行とみられているようです。

現在ダッカ市警察のテロ対策チームは、今回の事件に関与したとみられる組織「Jamaat-e-Taliban」の存在を確認中だということです。

 

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