バングラデシュの会社設立

法務

バングラデシュにおいては外国企業の投資が推奨されており、外国人による会社設立も多数行われています。同国の安価な人件費を目当てに、世界各国の企業がバングラデシュを製品の製造拠点として視野に入れてきています。しかし、外国人が会社設立する際には、やはりバングラデシュ人の場合とちがい、それなりに求められる事が有ります。

 

日本に置いても、資本金1円で会社を起業できるようになった事で話題になったことが有りましたが、外国人が日本で起業するとなるとそうはいきません。500万円程度の資金を用意している事が求められたりします。

 

同様に、バングラデシュで会社設立する場合は5万ドルの送金証明が必要になります。これは、現地法人のみならず、支店や駐在員事務所にも求められます。

 

バングラデシュでは最低資本金の制限が金融業など限られた業種にしかないために見落とされがちですが、設立の際には相応の資金が求められます。実際、営業を開始すればこれくらいの資金は必要となってくるため相応の対応とも言えますが、資金力の無い中小企業や個人企業家にとっては経済的には最初の難関と言えるかもしれません。

 

 

以上

 

 

バングラデシュ現地法人担当 岩波

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