バングラデシュ EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)について

バングラデシュ政府は輸出加工型産業促進を行っています。
その一環として、EPZ(輸出加工区)を設けています。

 

EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)とは、バングラデシュ国内で加工し全て国外に輸出することを条件として、免税などのインセンティブを受けられるものです。
基本的には100%国外輸出しなければならないとされていますが、別途許可を取得すれば一部国内で販売することができます。

EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)に入居するには、BIDA(バングラデシュ投資開発庁:Bangladesh Investment Development Authority)の認可が必要となります。
対象となる業種は製造業と加工業ですが、バングラデシュの経済発展に有益と判断されれば、認可を得られることもあります。

 

EPZ(輸出加工区:Export Processing Zone)内の企業は法人税や関税、消費税などの免税が受けられます。
また法人税の免税は地区によって異なります。

ダッカEPZ、チッタゴンEPZ、コミラEPZ、アダムジーEPZ、およびカルナフリEPZでは2年目まで100%、3年目と4年目は50%、5年目は25%となっています。
その他の地区では3年目まで100%、6年目まで50%、7年目は25%となっています。

 

【国内のEPZ】

  • ダッカEPZ
  • チッタゴンEPZ
  • コミラEPZ
  • イシュワルディEPZ
  • モングラEPZ
  • ウットラEPZ
  • アダムジーEPZ
  • カルナフリEPZ

※現在(2020年7月5日)ダッカEPZとチッタゴンEPZは空きが無い状況となっています。


Wiki-Investment 

~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~ 

海外進出の対応国数30か国 ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!

各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp


尾崎 一真
株式会社東京コンサルティングファーム

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

関連記事

バングラデシュにおけるライセンスの更新について

バングラデシュ渡航について~ビザ編~

ページ上部へ戻る