バングラデシュにおける適用法について

法務

バングラデシュにおいては、輸出加工区庁(BEPZA:Bangladesh Export Processing Zone Authority)や投資庁(BIDA:Bangladesh Investment Development Authority)があり(最近では経済特区(SEZ:Special Economic Zone)等も注目されています)、外国企業はこれらの官庁の管理下に置かれています。

 

そして非常に複雑なのが、バングラデシュにおいては、国の税法や労働法等が定められているにも関わらず、各官庁が独自に設けた規定が存在し、その規定が優先して適用されていることがあるという事です。

例えば、バングラデシュ労働法が存在する一方で、輸出加工区庁で定められている労働条件の規定も存在します。従って、どの規定が法体系上、上位であるのかを知っておく必要があります。

またSRO(Statutory Regulatory Order)と呼ばれる様々な分野からの個別通達が随時発行されますが、“BEPZA管轄下の企業のみ対象(外)とする”といったような、発行のされかたもするため、自社には何が適用となるのかを的確に判断して行く必要があります。


Wiki-Investment 

~ 『海外投資の赤本シリーズ』、待望のデータベース化! ~ 

海外進出の対応国数30か国 ビジネスサポート企業数550社以上!!
新興国を中心に海外ビジネス情報(会計、税務、労務、基礎知識、設立、M&Aなど)をまとめたデータベース!

各国のビジネス基礎情報に加え、最新の法改正やアップデートについて、逐一更新しております!
以下、URLより無料会員登録(24時間お試し)も可能ですので、ぜひご覧ください!
URL:https://www.wiki-investment.jp


Tokyo Consulting Firm Limited
渡邊 忠興

Tel: +88-017-99842931

E-mail watanabe.tadaoki@tokyoconsultinggroup.com

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

関連記事

バングラデシュへの投資について

外国人のビザ有効期限延長について(ロックダウン期間中の対応)

ページ上部へ戻る