皆さん、こんにちは。
ベトナム、ホーチミンの川村 拓己です。
本日はベトナムの労働人口についてお伝えしていきたいと思います。
こちらが、ベトナムの近年の15歳以上の労働人口の推移になります。
(単位:千人)
2013 |
2014 |
2015 |
2016 |
52,207.8 |
52,744.5 |
52,840.0 |
53,302.8 |
2005年の42,775(単位:千人)に比べると2013年からはかなりの成長傾向にあります。人口増加や経済発展のため、更にベトナムの労働人口は増加していきます。また、日系などの非ベトナム企業の進出により現地スタッフ(ベトナム人労働者)の雇用機会はより増えていくでしょう。
年齢別でみますと、各々の年代に均等に労働者がいることが伺えます。平均年齢が20代後半と若く、労働人口比率が高い「人口ボーナス」の時期にあります。特にマネージャークラスとして働ける30-39歳のベトナム人労働者の人口が増えています。これからは、日本人だけが拠点を統括するのではなく、業務をローカライゼーション、つまりローカルマネージャーに現地スタッフの業務統括をさせるなど海外拠点における日本人の役割も再考する必要があります。
(単位:千人)
|
2013 |
2014 |
2015 |
2016 |
15-29歳 |
13,547 |
13,231.4 |
13,531.3 |
13,130.7 |
30-39歳 |
12,801.8 |
12,971.3 |
13,240.9 |
13,294.9 |
40-49歳 |
12,584.9 |
12,611.1 |
12,170.8 |
12,472.4 |
50+歳 |
13,274.2 |
13,930.7 |
13,897.1 |
14,404.8 |
REFERENCE
Ø ベトナム統計局ウェブサイト
http://www.gso.gov.vn/Default_en.aspx?tabid=491
東京コンサルティングファーム
ベトナム ホーチミン
川村 拓己
Mail: kawamura.hiroki@tokyoconsultinggroup.com