こんにちは、ホーチミン事務所の嶋航です。日本人が海外で働く上で最も重要な要素の一つがその国の治安かと思います。本日はベトナムの治安について記載したいと思います。
私はベトナム最大都市であるホーチミンに約３年住んでいますが、治安は良いかと思います。特に今まで危険な目に会ったことはありませんし、私の友人の大半も危険な目には遭遇していません。ただし、ベトナムは、発展途上の国であるので、引ったくりや置き引きなどはしょっちゅうあります。それらを除くと、ベトナムの治安はかなり安定しているかと思います。
ちなみに国連薬物犯罪事務所による2013年の国別犯罪発生率は、ベトナムでは殺人事件が、人口10万人につき、年間1,6件発生しています。この数字は、東南アジアの中では、シンガポールの0.3件、ブルネイの0.5件に続いて低い数字となります。なお、日本は、0.3件であり、他の東南アジア諸国は、マレーシアが2.3件、カンボジアが3.4件、ラオスが4.6件、タイが4.8件、フィリピンが5.4件、インドネシアが8.1件、ミャンマーが10.2件となっています。日本やシンガポールと比較すると発生率が高いですが、他の東南アジアの国と比較すると低いです。
出典：http://www.unodc.org/unodc/index.html
ベトナムは比較的良い国とはされてはいますが、少なくとも日本よりは治安が悪いのは事実です。特に引ったくりや置き引きはかなり多く、それらに対しての注意は必要です。特にアイフォンなどを盗まれるケースが多発していますので、外でのスマートフォンの使用には十分気をつける必要があります。
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