こんにちは、ベトナム、ハノイ駐在員の浅野です。
今回のブログはベトナムの経済状況についてです。
ベトナム統計局は、2013年度の1月から9月度の実質GDP成長率を5.1%と発表しました。また、2013年度のGDP成長率予測を当初の5.5%から5.4%に下方修正しました。
近年のベトナムのGDP成長率を鑑みると非常に低い数字であり、政府による様々な景気刺激策も未だ効果を表していない状況です。
ミクロの視点での感覚ですがベトナム人スタッフの採用をしていてもベトナム企業の経営状態が悪いため、外資系企業に職を求める求職者が多いように見受けます。3ヶ月以上給与の未払いのケース、手当て又はボーナスの支給がないという話を聞きます。
消費市場についても閑散としている大型のショッピングモールが散見されます。特にベトナムの消費市場を目的として進出を検討される日系企業はこういった経済状況についても留意する必要があります。