皆さん、こんにちは!
東京コンサルティンググループベトナム拠点の長山 毅大です!
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
さて、今回は「支払額とインボイスの差額」についてお話していこうと思います。
目次
【支払額とインボイスの差額】
本日は、支払額とインボイスの差額に関して書いていきます。
本テーマは実務上発生することがあるので、最後まで読んで実際の実務に活かして頂ければと思います。
まれに支払額とインボイスの金額が異なることがあります。
例)支払額:100,000 VND インボイス額:100,500 VND
上記の場合500VNDのみインボイス金額が多くなります。
下記起きる理由と解決策となります。
<理由>
・前受金等を既に受領している
・サービス完了後にインボイスを発行する場合
上記両方を満たしている場合に差額が生じる場合があります。
(しかし前提として、支払いはインボイス(請求書)発行後、支払いを行うので差額が生まれるということはありません。)
<解決策>
・サプライヤーへインボイス額を修正するよう依頼
・生じた差額金の銀行送金を行う
しかし、上記の解決策のどちらも差額が(今回の例で扱った)500 VNDのような少額なケースでは
対応できないと考えた方が良いです。
差額が10,000 VND以上生じた場合は上記解決策を取ることを推奨します。
差額は、帳簿上で”Other income”(支払い差額)として計上します。
また1,000VND以下の紙幣がないことからも実務上気にする必要はなく、この差額を帳簿につけておけば
後々税務調査などで当局から指摘されるというリスクもほとんどありません。
以上になります。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
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東京コンサルティングファーム
長山 毅大
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