ベトナムの医療事情

こんにちは、ベトナムのハノイ駐在員の浅野です。
今回のブログでは、ベトナムの医療制度についてご紹介したいと思います。
私は、先週、体調を壊しました。ベトナムに来てから1年以上が経過しています。今まで特に病気らしい病気をしたことがなかったのですが、ついに病気になってしまいました。
39度の熱と咳が4日以上続きました。それでも会社の休んだのは2日のみだけでした。4日間は、さすがに休める状況ではありませんでした。
ただ、私はベトナムで旅行保険に入っていないため、もし、診断を受けるとなると自費で診断料を払わなければなりません。以前、知り合いが一日の入院と点滴その他もろもろで1,000USD以上支払ったという話を聞いていたため、ずっと病院には行きませんでした。ただこちらは、日本語対応が出来る外資系のとても高い病院となります。
ベトナムでは当然の話なのですが、病院によって診察料、治療費、薬の値段が変わります。ローカル病院と外資系の病院を比較した場合、10倍以上の価格の違いあるケースもあります。また、ローカルの病院に行ったとしても、正規の料金では医者が儲からないため、アンダーテーブルを支払わないとしっかり診断してくれないといったケースもあるようです。
私は、日本語対応はありませんが、英語が話せる医者がいるフランス系の病院に行きました。医者はとても親切でとてもよかったです。しかし、私は、風邪か気管支炎か肺炎かの診察をしてほしかったのですが、聴診のみで肺炎ではないと判断されてしまいました。日本では即レントゲン検査のはずなのですが、必要ないと言われました。結果として、抗生物質を二種類処方してももらい回復しました。
それでも、この医者はとても当たりだったと思います。よくベトナムでは、歯医者で抜く必要のない歯をぬかれたり、治療費目的のために不要な手術を勧めたりといったことがごく当たり前にあるとききます。
特に日本人にとっては、ベトナムでの医療機関の選び方には気をつけなければいけないと思います。私も旅行保険に入っておけばよかったと今さらながら反省しています。

関連記事

ページ上部へ戻る