日本のベトナム人の労働者の特徴

こんにちは、ベトナムのハノイ駐在員の浅野です。
今回のブログでは、日本のベトナム人の特徴についてご紹介したいと思います。
日本のメディア等で一般的に言われているベトナム人の特徴としては、①勤勉でまじめである。②手先が器用である。③日本人と感覚が似ている。等が言われることがあります。
しかし、実際に進出されている企業や駐在員の方が同じ感想を持っているかというと実際は少し違うようです。
確かに一定数優秀な人材は存在していて、上記の条件を満たしている人材も多くいます。しかし、一般的なワーカーやスタッフレベルだと、期待するほどの働きはできないようです。
特に報・連・相ができない、納期を守らない、責任感が足りない、といった問題を様々な日系企業様で聞かれます。進捗管理、品質管理に関しては、日本人が関わらないとならず、日本人駐在員の負担が非常に重いといったケースもあります。
また、日本人と感覚が似ていると言われる方がいますが、基本的な考え方は全く異なると思います。特に日本人のように長期的な付き合いをするためにお金の話は避けるといった感覚もありませんし、自分の主張したいことはどんどん主張してきます。遠慮するだとか、順番を待つと言った概念も持ってません。
非常に難しいベトナム人のマネジメントですが、うまくいっている企業もたくさんあります。特に小規模の企業で家族ぐるみの付き合いのようにしている企業は非常にうまくいっているようです。
一回や二回の視察のみではベトナムの悪い面は見えてこないかもしれませんが、現地に進出済みで苦労されている企業様に実際の話を聞いてみるのも手かもしれません。

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