ベトナムが社会主義国であると感じる瞬間

こんにちは、ベトナムのハノイ駐在員の浅野です。
日本から出張で来られる方のベトナムの感想で多いのが、ベトナムはあまり社会主義国という雰囲気ではないということです。
街の雰囲気や人々の感じもイメージしていた社会主義国とは違うとのことです。
私は、ベトナムに1年3カ月程駐在をしていますし、やはりベトナムは社会主義国だと感じる瞬間が多々あります。
それは、出版物などに対する規制がとても厳しいということです。例えば、日本から、本などを大量にベトナムにおくるとすると必ず検閲を受ける必要があります。期間も1週間ほどになります。空港でも他の国から持ち込もうとした出版物を没収され、罰金を支払ったというケースも聞きます。また、日本企業がベトナムで出版物を発行する際にも月刊誌などでも毎月検閲を受ける必要があるようです。
やはり言論の自由といった部分で他の国と比較して厳しいと感じます。
また、警察の制服も交通の取締りを行う警察も薄い茶色の制服で、犯罪などを取り締まる警察は緑色などで、同じ社会主義国の中国を連想させます。そして、例えば警察に交通違反で捕まるとしても、本当に交通違反をして捕まるというよりも言いがかりをつけられて歩道に止められ、罰金プラスで賄賂を要求されることが多いように感じます。そのあたり不透明なことが多いです。
また、テレビなどを見ていて、ベトナム戦争の終結を記念する番組や軍隊関係の番組をたくさん流れています。テレビや映画館では、普通にアメリカの映画などを見ることができますが、例えば恋愛のシーンなどは、秒数が決められていて、検閲を受け、カットされるようです。ベトナムで上映される映画は少し尺が短いという話です。
警察のところでも書きましたが、ビジネスにおいても政府機関から賄賂を要求されたり、法律が不透明で担当官の判断によるところが多かったりとやはり、社会主義国だと感じる瞬間はたくさんあります。ベトナム政府としても行政やビジネス環境の風通しをよくし、もっと容易にビジネスを行う環境にしていこうという取り組みがありますので、今後の動きに期待をしていきたいと思います。

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