不動産について

タイトル 不動産について

こんにちは、トルコ駐在員の田中隆道です。

現在、トルコでは建物の値段が吊り上り、少しバブルのようになっています。日系企業の駐在員の方々がいらっしゃるアパートでは、場所と部屋の大きさにもよりますが、2Bedroomで4000$を超えるようなアパートも有ります。また、それらの物件では家賃と別に水道代や電気代を含めた管理費を支払う必要があり、1ヶ月で約1500TL程追加でかかります。もちろん、中心地や駅から少し離れた場所では、それらのアパートの4分の1程の値段で借りられる物件もありますが、安全面や利便性において少し劣るかと思います。

そして、近年トルコでは不動産において法律改正が起り、外国人の不動産購入が認められています。そして、2013年度の不動産購入についてGYDER 会長代理のイシック・ゴッカヤの声明では、「不動産物件購入においてトルコが受ける外国投資は、2013年の第1四半期で7億2000万ドルに達し、前年の同期と比べ89パーセント増加している。」と述べていたようです。

なお、昨年の法改正により外国人投資家およびその家族に、従来3ヶ月の居留許可を提供していましたが、1年間へと期間が伸ばされました。それを受けて、湾岸資本(カタール、サウジアラビア、クウェート等)は、何千億ドルの投資を決定し、イスタンブールの為にインターネットによる不動産販売サイトを開設する事を明らかにしたようです。

今後もトルコへの不動産投資は増加することが見込まれており、国内収入に対してもいい影響がみられると考えられます。また、現在建設中の建物だけでなく今後より多くの建物が立ち、それに伴いいろいろなものの需要が出てくるのではないでしょうか。

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