定年退職の取り扱いについて

こんにちは、トルコ駐在員の高津です。

今週はトルコでの定年退職について記載していきます。

トルコでは原則7,200日(20年*トルコの社会保険は1年を360日として計算する)

被保険者として労働したものに対して年金が支給されます。

ただし、7200日を満了後も一定の年齢に達していない場合は支給されません。

満了した日によって最低受給開始年齢が異なります詳しくは下記の表を参照ください。

公務員も満了予定日によって59歳〜65歳と異なっております。

一般企業で日本のような定年制を定めている企業は少なく、基本的には法令に則り年金受給年齢に

達したものから定年退職としています。

トルコでも年金制度そのものが過渡期である為こういった形になっておりますが、

今後は日本同様65歳で統一していくとのことです。

関連法令番号

7200日満了予定日

年金受給に必要な最低保険料納付期間及び最低受給年齢

年齢

最低保険料納付期間

5510

01.05.2008 – 31.12.2035

58

60

7200日

01.01.2036 – 31.12.2037

59

61

7200日

01.01.2038 – 31.12.2039

60

62

7200日

01.01.2040 – 31.12.2041

61

63

7200日

01.01.2042 – 31.12.2043

62

64

7200日

01.01.2044 – 31.12.2045

63

65

7200日

01.01.2046 – 31.12.2047

64

65

7200日

01.01.2048-

65

65

7200日

以上です。

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

高津 幸城

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